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『舞妓Haaaan!!!』
TVでやるのしらずに普通に借りちゃったよ(´Д`)
すげー久しぶりの邦画。
邦画ってどーにもこーにもハズレが多くてほとんどみません。
北野作品も三谷作品も今一つ肌に合わない。
最近面白かったのは・・・『パッチギ!』?
あ、2じゃなくて最初の奴ね。

さて、本作はアベサダとクドカンによるコメディ。
なんか舞台っぽい感じがするのは阿部サダヲだからかな?

期待半分不安半分だったんだけど面白かった。
生瀬さんとか堤真一とかも良い感じでしたが、阿部サダヲが良い味だしてましたねー。
これだけ突拍子のない内容を作品として成立させてるのは脚本もさることながら主役のキャラクターと演技に依る部分が大きいと思います。
脚本ができて阿部サダヲを選んだのか、それとも阿部サダヲがいたからこの脚本ができたのかは知らんがナイスキャスティング。

ではネタバレ込みはいつもどおり以下続き。

舞妓マニアが舞妓さんと野球拳やりたいが為に恋人を捨てて京都へ。
仕事を成功させ見事社長に連れられて祇園へ行くが・・・
ってあらすじ書いただけでもなんか分けわからん。
意外だったのはすぐ舞妓さんとこ行けるようになっちゃうとこ。野球拳はしませんが。
舞妓さんとこに行き着くまでがメインかと思いきや、堤真一との舞妓さん取り合い恋愛バトルがメインなのね。
ジャンルはラブコメになるんかな?
ちょこちょこ出てくる元恋人も物語を単調にしないいいスパイスになってるんですが、柴咲コウがねぇ。
舞妓似合わないし、演技イマイチ。
舞妓になるまではまぁ気にならなかったけど、あんなんでお座敷でていいのかよって思わせる固さはアウト。

野球で大物ルーキーになったり、大文字焼きならぬ大好き焼きやったりと全編通してむちゃくちゃな展開なんですが、一本筋が通ってるというか、話の展開をしっかり作ってあったので素直に楽しめました。
他の人が主役だとダメそうな気がしますが。
これだけ演じ切れるのは阿部サダヲかイッセー尾形ぐらい?
やっぱり舞台出身は一味違いますね。

奇抜な内容ですが単に奇をてらっただけでなく、作品としてちゃんと仕上げているのがよかったです。
実は野球拳あんまりメインじゃなかったきますが。
IWGPが今一つ好きでないのでクドカンは敬遠してましたが、他のもみてみようかな。弥次喜多とか。

次は昔録画した『ジョゼと・・・』が出てきたので見てみる予定。  
これがおもしろければ邦画あさるようになるかも?

 

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