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最近映画を見る頻度ががた落ち。
見たい映画がないってのもあるけど、見る時間もない。
空いてる時間は結構FFやったりしてたからなぁ。あ、DSのファイヤーエンブレムも欲しい…

閑話休題

さて、こちらはアフリカの湖、ビクトリア湖を舞台にしたドキュメンタリー映画。
肉食魚ナイルパーチの放流に端を発する周辺地域の活性化の光と影。
その恩恵にあずかる欧州や日本。そして一部の人たち。
影となった人々の現実と惨状。

タイトルの『ダーウィンの悪夢』はビクトリア湖がかつてその生物の多様性から『ダーウィンの箱船』と呼ばれていたことから。
このタイトルから何を思いますか?

ではネタばれこみは以下より。

実ははじめ思っていたものとはぜんぜん違ってました。
もっとストーリー仕立てでどのように栄えていくのかからやるのかと思いきや、現状を画いたドキュメンタリー。

まぁこれはこれでよかったと思います。

誰かが放流した肉食魚・ナイルパーチ。
『ダーウィンの箱船』と呼ばれた生態系が崩壊するほどの異常繁殖。
そして増えすぎたナイルパーチは欧州へ売られ、周辺地域に利益をもたらすようになる。

しかし、利益を享受するのは一部の人間だけ。
工場のようになった村では極端な貧富の差が生まれる事になる。
職にあぶれた男は暴力に走り、女は売春婦へ。売春婦はエイズをはびこらせ、子供は親を失い、夫を失った妻は売春婦となる悪循環。

悲惨なのはこれだけナイルパーチがいるのに、加工・処理という過程を経るため価格が上がり、周辺地域の人たちは工場から出た頭や骨の部分しか回ってこない。
回ってきた骨や頭も半分腐ってうじが湧く。それが大量に廃棄されているから環境も悪化し、クラス人々は体調を崩す。

そして周囲の人たちは何も知らぬまま、ナイルパーチの輸送は紛争へも利用されていく。

と、まぁありがちなあらすじみたいな事書いてみましたけど、なんだかんだ日本も輸入しまくってる以上関係者なんですよね。『見たい現実しか見ない』か。

魚の放流という1つの事がこれだけのことをもたらすというのはすごいですね。
なんであれ、1つの軽率な行動は想像もつかない事態になるってことですか。
バラスト水とか相当危ないんじゃないかと思いますけど…飼えなくなったペットの放流とか止めましょうね。

秀逸なのはやっぱり内容よりもタイトルかな。

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