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米HBOと英BBCが200億以上、8年をかけて作成したローマ史。
映画ではなく連続テレビドラマなんですが、シリーズ2作で全22話とまぁそれなりの長さ。

僕はドラマはめんどくさいので見ないんですが、最近はipod touchに入れることができるので小説感覚で少しずつ見ていました。

前篇はユリウス・カエサルのガリア征服から殺害まで、後編はオクタヴィアヌスとアントニウスによる後継者争いを軸に話が進んでいきます。
面白いのが話の中心となるのがカエサルとオクタヴィアヌスのみではなく2人の軍兵士、ヴォレヌスとその部下プッロであること。
歴史大作ともなれば中心となるのは時代を動かす人物、この場合カエサルとオクタヴィアヌスになりがちですが、そのあたりは物語の視点をよく考えて組んであります。
二人が中心となっているのでカエサルなどによる政治面の表現だけでなく、庶民の生活やドラマ性、そして時代の中心でもあった軍隊の存在がリアルに生きてきます。
架空の人物かと思いきや実在していたようで(史実では二人とも隊長クラスで出世争いをしていたそうなんでやはりドラマとは異なってますけど)、他のキャラクターも実存する人物をうまく配役しています。

ドラマなんで史実を大胆にアレンジしてますが、配役がとてもうまく、ストーリもかなりリアルに感じます。
つーか役者はほとんど日本で有名じゃない人ばかりなんですが、まぁうまいうまい。
オクタヴィアヌスの母親役のアティアなんか主役もオクタヴィアヌスも食ってしまうような存在感。
政治に振り回される女とそれを利用する女、いろんな女の生きざまも見所です。
クレオパトラとかね。カエサリオンの出自は大胆にアレンジしすぎですが……いいんですかね、あれ。
初見のクレオパトラはえ?「これがクレオパトラ?」と思わせるような俳優さんと雰囲気ですが、物語になじむにつれ意外性はなくなり不思議な魅力を醸し出しています。

あとはおっさん風体のカエサルと少年期のオクタヴィアヌス。
二人ともヨーロッパ史最重要人物でかつ英雄視されているカリスマなのにそれを感じさせない配役にびっくり。
アントニウスのが全然いい男風じゃねーかと。
しかしカエサルは事実遅咲きの天才で軍事のみならず政治にたけた人物、ということであの風体での苛烈な手腕はよく似合ってました。
オクタヴィアヌスは時折冷酷さは見せるもののいまいちだなー、なんか小物っぽい、とおもってたら最終話でのアントニウスとの争いで一皮むけます。そのギャップもそうですが、喧嘩シーンの切れっぷりは見事だったなー。
後編で役者が変わったのは残念でした。

戦闘シーンは割とシンプルですが、CGに頼らずリアルを追求してるからこそでしょう。
すこしもったりしているところや、最近の映画に慣れてると迫力を感じないって人もいるかもしれないけど、実際はこんな風だったんじゃないかと思わせるようなリアルさがそこにはあります。


R-15とありますが、間違いなく大人向け。
人が死ぬところは生々しさがあるし、アダルトシーンも満載ですが、その男女の関係と生活が話の奥深さを増している気がします。
リアルな街並み、雰囲気、魅力的なキャラクター。
残虐性をうまく表現しつつ、勧善懲悪ではない深みのあるストーリー。
amazonだとセットでもかなり安いようなので、ローマに興味がある方にはお勧めです。是非。

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