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井上雄彦 最後のマンガ展へ行く前にぶらりと銀座にあるランブルへ行ってまいりました。
ここはなんと今年で60年目の老舗中の老舗。
『珈琲だけの店』というところに男気を感じずにはいれません。
銀座といってもかなり新橋よりの松坂屋の裏通りにひっそりとたたずんでいます。
オープンは12時から。珈琲メニューだけになるので食後がお奨め。
ここの特徴はオールドビーンズ珈琲とこだわりのネルドリップ。
オールドビーンズは初めて飲みました。
今回はスマトラを飲ませていただいたんですが、デミタスだとなんと18gを50cc!
あ、70ccの中濃、100ccのレギュラーもあります。
しかも点滴抽出。話には聞いた事のある淹れ方でしたが実際飲んだのは初めて。
温度に関してもかなり低温、人肌近い感じ。
オールドビーンズは賛否両論あるようですね。豆にしても、淹れ方にしても独特ですので、どちらによる味わいがでているのかは分かりませんでしたが。
少なくとも飲んだ感想は否ではないです。
点滴抽出とはその名のとおり、抽出を点滴状の非常に絞った状態のお湯で行うこと。
50ccまでは点滴状態で抽出しきってしまいます。このため温度が低くなるようです。
それ以上の量になると通常の抽出と同じ量のお湯にして濃度調節しているようです。
しかしあえて再加熱することなく提供するのは自信の表れ。人肌に近いほど味を感じやすいですし。
HPを参考に家でも以前やってみた事はあるのですが、とても飲めたものではありませんでした。
今回直接見れたのでリベンジしてみたいとおもっていますが、ランブルのように行うには通常のコーヒー用ポットでは難しそうです。お店でもオリジナルポットを使っているそうです。
さらに挽き目もかなり粗くしているようなので、うちのロッキー君では厳しそう。
実際お店で飲むと雑味は感じませんでしたが、僕が以前やってみた時は雑味が出て飲めたもんじゃなかった。その時使ったのはヴォアラのケニアでしたが、ヴォアラの豆でさえこれじゃあ、よっぽど巧くやらないとこの飲み方では美味しくできないでしょう。
この温度・濃度で飲むのが美味しいかどうかは個人の好みに分かれますが、一度飲んでみるのもいいかもしれませんね。
で、味なんですが、これまで飲んだ事のない珈琲でした。濃厚ですが、雑味はなく、まろやかな口当たりそして薫り高い。
cloverとは全く違う鮮烈な驚きを味わえました。
なんともいえない癖がありますが、それがオールドビーンズによるものか、抽出法によるものか、それとも産地によるものかはわかりません。
せめてもちょっと飲みなれた豆にするべきだったかも・・・まぁ飲みごろと言われたのでつい。
カップもかなり薄いオーダーメイドのものだそうです。いまは作れる方がいないので、今あるカップしかないようです。
お店の雰囲気、客層、そして職人といってよい従業員の方々。
今までとちょっと違った珈琲を、どこか昭和の雰囲気の漂うお店で味わいたい方はぜひ。
つぎは違った飲み方を試してみたいと思います。
珈琲だけの店 カフェ・ド・ランブル
〒104-0061
東京都中央区銀座8-10-15
TEL 03(3571)1551
FAX 03(3571)1556
東京メトロ銀座駅 A3 or A4出口
新橋駅 1番出口
営業時間
平 日 12:00~22:00(L.O.21:30)
日・祝日 12:00~19:00(L.O.18:30)
無 休
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