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僕はあんまり監督で映画を選ぶことはいんですが、一人だけ好きな監督がいます。
アカデミー受賞作品「アマデウス」、「カッコーの巣の上で」などの監督、ミロシュ・フォアマン。
伝記ものを多く監督しており、アマデウスでは音楽家モーツァルト、マン・オンザ・ムーンではコメディアンのアンディ・カウフマン、そして今作ラリーフリントではポルノ雑誌「ハスラー」の創始者ラリー・フリントの生涯を描いています。
アマデウスではサリエリの視点からのモーツァルトを描いていて、その嫉妬が臨場感を引き立てていたりと、なかなか面白かった。
そしてカッコーの巣の上ででは、ジャック・ニコルソンの演技もさることながら(精神異常のフリのはずが、なんだか精神異常者そものもにみえたような)ラストシーンはトラウマになりかねない衝撃。
のめり込ませるようなタイプではないですが、自然と目が離せなくなる。
ラリー・フリントの生き様をコートニー・ラブ演じるが華やかにそして儚く彩ります。
ネタバレ込み感想は以下にて。
ストーリーは結構テンポよくすすみます。知らぬ間にどんどん金持ちになっていきますし。
どこまで事実に沿っているかは分かりませんが、会社は大きくなっても取り巻きは変わらず、一人の妻を愛し続ける。そこに彼の本当の魅力はあるのかもしれない。
ラリー・フリントを演じるウディ・ハレルソンは初めて観ましたが、徐々に無茶苦茶になっていくラリーを違和感無く演じていました。その割りに他の作品で名前を聞きませんが・・・そういえばアマデウスのモーツァルト役もそれ以外の作品知らんな。
しかしそれ以上に印象的だったのはラリーの妻であるアリシアを演じているコートニー・ラブ。
最初はきれい目のややはじけたネーちゃんだったんですが、麻薬に徐々にはまっていく様はリアリティ溢れていますねー。
コートニー自身も麻薬をやっていたようなので、役に反映できたというのもあるでしょうが、それを差し引いてもいいイカレっぷりでした。
特にエイズにより溺死してしまうシーン、圧巻でした。むしろ美しくすらありました。
カッコーの巣の上でのラストシーンもそうでしたが、ああいうシーンのをやらせたらフォアマンは見事ですね。
冴えないいい人を演じさせたらピカ一のエドワード・ノートンもいい味出してましたね。ラリーに振り回されつつ最後まで付き合ってしまうあたり、まさにいい人。最後の裁判の演説は見事で面目躍如といったところ。
最近の映画では見かけないですが、レッド・ドラゴン、僕たちのアナ・バナナなど素朴なんだけど不思議な魅力を持っています。
どーでもいいけど、裁判物最近見てないなぁ。34丁目の奇跡のリメイク版でも久しぶりに見たくなりました。
とんとん拍子というか、ストーリー的にもうちょっと細かくやってほしい面もありましたが、「自由」を勝ち取るアメリカらしい映画ではあります。麻薬への問題提起という側面もあるかもしれないですが、まぁおまけかな。
個人的にはアリシアとラリーの夫婦愛が良かったですね。どんなときも味方ってのはありきたりかもしれないですが、エイズで孤立していたアリシアと社員たちを握手させるシーン、アリシアの死、そしてラストの在りしのアリシアのビデオシーン。どれも胸に迫るものがありました。
ストーリー云々よりもキャラクターの個性に魅せられた作品。
フォアマンらしさというのがどういうものかはうまくいえませんが、おそらく作り方が好きなんだと思います。
どの作品も見ていて飽きない、そしてキャラクターを引き出すうまさは素晴らしいかと。
どこまで事実に沿っているかは分かりませんが、会社は大きくなっても取り巻きは変わらず、一人の妻を愛し続ける。そこに彼の本当の魅力はあるのかもしれない。
ラリー・フリントを演じるウディ・ハレルソンは初めて観ましたが、徐々に無茶苦茶になっていくラリーを違和感無く演じていました。その割りに他の作品で名前を聞きませんが・・・そういえばアマデウスのモーツァルト役もそれ以外の作品知らんな。
しかしそれ以上に印象的だったのはラリーの妻であるアリシアを演じているコートニー・ラブ。
最初はきれい目のややはじけたネーちゃんだったんですが、麻薬に徐々にはまっていく様はリアリティ溢れていますねー。
コートニー自身も麻薬をやっていたようなので、役に反映できたというのもあるでしょうが、それを差し引いてもいいイカレっぷりでした。
特にエイズにより溺死してしまうシーン、圧巻でした。むしろ美しくすらありました。
カッコーの巣の上でのラストシーンもそうでしたが、ああいうシーンのをやらせたらフォアマンは見事ですね。
冴えないいい人を演じさせたらピカ一のエドワード・ノートンもいい味出してましたね。ラリーに振り回されつつ最後まで付き合ってしまうあたり、まさにいい人。最後の裁判の演説は見事で面目躍如といったところ。
最近の映画では見かけないですが、レッド・ドラゴン、僕たちのアナ・バナナなど素朴なんだけど不思議な魅力を持っています。
どーでもいいけど、裁判物最近見てないなぁ。34丁目の奇跡のリメイク版でも久しぶりに見たくなりました。
とんとん拍子というか、ストーリー的にもうちょっと細かくやってほしい面もありましたが、「自由」を勝ち取るアメリカらしい映画ではあります。麻薬への問題提起という側面もあるかもしれないですが、まぁおまけかな。
個人的にはアリシアとラリーの夫婦愛が良かったですね。どんなときも味方ってのはありきたりかもしれないですが、エイズで孤立していたアリシアと社員たちを握手させるシーン、アリシアの死、そしてラストの在りしのアリシアのビデオシーン。どれも胸に迫るものがありました。
ストーリー云々よりもキャラクターの個性に魅せられた作品。
フォアマンらしさというのがどういうものかはうまくいえませんが、おそらく作り方が好きなんだと思います。
どの作品も見ていて飽きない、そしてキャラクターを引き出すうまさは素晴らしいかと。
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